東京の焼き鳥店と豚バラ
もうずいぶん昔の話ですが、東京で友人同士が集まった時、どこかで飲もうという話になり、近くにあった焼き鳥店に入りました。
偶然入った店って結構アタリが多いのですよね。
何の変哲も無い普通の焼き鳥店だったのですが、メニュー表の隅から隅までくまなく見ても、私がいつも注文する品物が書いていない。
焼き鳥店には数え切れないくらい行ったことがあるけども、あの品物がない店なんてどこにもなかったので、しばらく自分の見間違いかと思っていました。
無かった商品というのはバラ。
私の知り合いでも焼き鳥店に入ったらとりあえず生ビールとバラを注文してからゆっくり考えるという人は少なくありません。
なぜバラがないのかと東京の友人に聞いたところ、なぜ焼き鳥の店に豚バラがあると思ったのか、と返されました。
過去に転勤した福岡ではどこの焼き鳥店に豚バラが置いてあるのですが、全国区じゃなかったのか、とその時初めて気づいたのを覚えています。
まあ、非常に個人的な事でどうでもいいわけですが、こだわりを持ちすぎると「思考停止」あるいは「硬直化」を招くので、ちょっと控えるようにしているのです。
頑固さが売りというのは、逆に言えば柔軟性が無く、対応力が無いとも言えます。
これがビジネスだったら、事業拡大どころか市場に対応出来ずに結果が見えてくるものです。
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